まとめて映画日記
『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』
9.11で父を亡くした少年が、遺品から何かの鍵を見つける。父からのメッセージだと感じた彼は、その鍵穴を探す旅に出る…
もう、涙なしでは見れませんでした。今も思い出すだけで涙が溢れそうです。
こうゆうの弱いんだよぉ。私の涙腺を刺激しまくるジャンル。
繊細な年頃の子供が、葛藤し、成長していく姿。心震えまくりです。
お父さんがトム・ハンクスで、お母さんがサンドラっていうキャスティングも素敵。
そしてなにより主演の男の子!クイズ番組に出演した頭のいい少年らしく、演技は初めてだそう!びっくりです。
だって、彼の演技に泣かされっぱなしだったんだもの。
同監督の作品は全て見ましたが、私の中で『リトル・ダンサー』に並ぶ素晴らしい作品だと思います。おすすめ!
『バッド・トリップ 100万個のエクスタシーを密輸した男』
実話だそうです。
厳格なユダヤ教家庭で育った少年が、友人に紹介された仕事をこなしていたら知らぬ間にドラッグの密輸人になってた…てなお話。
かなり淡々としていて盛り上がる場面も特に無い。
ただ、ユダヤ教に馴染みの無い私としては、彼らの服装や暮らしぶりが興味深かったです。
面白いとは言い難いけど、ジェシー・アイゼンバーグは役者として結構好きです。
『ヤング≒アダルト』
37歳のメイビスは、仕事も恋愛もうまくいかず、退屈な日々を過ごしていた。そんなある日、元彼から子供が生まれたという知らせを受け、苛立ちを感じた彼女は彼が暮らす故郷に向かった…
シャーリーズが、輝かしい高校時代をいつまでも引きずるイタい女性を体当たりで演じてます。彼女が演じているから若干緩和されてるけど、実際にこんな人がいたら相当ウザイ!!
でもなんだか憎めない女性です…ところどころ共感する部分があるからかしら。
シャーリーズのヒステリックな演技が気持ちよかったです。
ヌーブラ&ストッキング姿には衝撃を受けました。素っ裸より恥ずかしい姿なのでは…すげーや!
『ヒューゴの不思議な発明』
駅の時計台に住む孤児の少年ヒューゴ。
父の残した機械人形を完成させようと奮闘する内に、様々な人に出会い、様々な物語に触れていく。
『ディパーテッド』のスコセッシ監督が、こんなファンタジー作品を撮るなんて驚き!
どうやら孫娘の為に作ったようですよ、おじいちゃん。
でもそんなにファンタジーでもなく、むしろ大人の方が楽しめるのでは??
世界初の映画監督と言われているジョルジュ・メリエスのオマージュもあったりで映画好きさんは興味深いのでは。
しかし「キックアス」のクロエちゃんがすっかり大人になっててびっくり!
旦那さんはすっかりファンになってしまったようです。
うん、かわいっ!
『シチリア!シチリア!』
「ニューシネマパラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレ監督作品。
1930年代のシチリアが舞台。貧しい家庭に生まれたペッピーノが成長し、政治家になり、結婚し、子供が生まれ…そんな一人の男の人生が描かれた作品。
監督の郷土愛が前面に出てる感じ。1シーン1シーンが短くて、展開が速い。だからなかなか感情移入ができないまま終わってしまったけど、ラストがとっても素敵でした!!
映画は終わり方がいいとそれだけで“いい作品”になる気がします!
『ウッド・ストックがやってくる!』
1969年8月、3日間に渡って開催され、ヒッピーを中心とした40万人もの来場者を集客したウッド・ストックフェスティバル。
その主催側にいた青年の開催までの様子が描かれた作品。
そう、あくまで“裏側”のお話でした。フェスの話かと思ったら、肝心のコンサートシーンは全くありませんでした。…思ってたのと違ったわー。
まぁ、ロックに対して興味も無い青年が、両親の借金返済の為にフェスを地元で開催しようとする姿にはなんだかエネルギーをもらえましたがね!
『クリスマス・ストーリー』
疎遠になってたある一家が、母の病気をきっかけにクリスマスの日に集まる。
静かに過ごしていた家族だが、一家の厄介者のアンリの登場で、事態は変わり…
THEヒューマンドラマという感じの家族の物語。
しかし登場人物が多くて関係が把握しきれませんでした…。
そして結構長くて、途中から眠気が…嫌いじゃないんだけどね、こういうの。
この作品を見たきっかけはこの人!
メルヴィル・プポー!いっけめーん!
フランスの俳優さんにはあまり詳しくないけど、彼はばっちり覚えてました。
ブロークン・イングリッシュのジュリアンに恋したのさー。
やっぱりイケメンだけど、ジュリアンには勝てませんでしたー。
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